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趣味を仕事にするのはアリ?ファッションが趣味の方の就職

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趣味、と聞くと何を思い浮かべますか?釣りや映画、読書、ファッション、お散歩など、様々な趣味を思い浮かべる方が多いと思います。中には、「趣味を仕事にしたい!」という方もいますよね。
今回は、趣味を仕事にするメリット、デメリットについて紹介します。

趣味を仕事にするメリット

好きなものに囲まれて仕事ができたらどれだけ幸せか、と思うことがあると思います。実際に、仕事を趣味にすることで、得られるメリットがあります。

大きなやりがいを感じられる

まず、趣味を仕事にすることによって、仕事に大きなやりがいを感じることが可能です。
興味がないことよりも、好きなもの、興味があるものの方が、関わっているだけで楽しいですし、もっとこうしたい、ああしたいと欲も出てきます。壁にぶつかっても、好きな気持ちがあれば、諦めずに乗り越える方法を考えられるでしょう。
また、結果が出ることによって自己肯定感のアップにも繋がります。そのため、より仕事に対して積極的になり、さらに結果が生まれ、自己肯定感が上がり…という好循環が形成されます。

モチベーションを維持しやすい

好きなものならずっと考えていても苦ではない、という方がいると思います。そのため、モチベーションを維持しやすく、日常生活やオフの趣味活動でも仕事のヒントを得られ、より仕事が楽しくなります。
また、四六時中好きなことに取り組むため、スキルアップにも繋がります。趣味を仕事にしたからこそ、技術の向上やキャリアアップに繋がった、というケースも考えられるでしょう。

毎日好きなものに関わることができる

趣味を楽しみたいのに、仕事が長引いたり疲れが溜まったりしてなかなか取り組めない、という方も多いと思います。そのため、ストレスを感じてしまう場合も。
しかし、趣味を仕事にするということは、毎日好きなものに関わることができる、ということ。長い人生の中でも多くの時間を、大好きな趣味につぎ込めるのは大きなメリットでしょう。

趣味を仕事にするデメリット

逆に、趣味を仕事にすることでデメリットになるケースもあります。どのようなデメリットがあるのか、確認していきましょう。

趣味に飽きてしまう

好きだ、趣味だと感じていても、それは一時の感情で、続けて行くうちに興味がなくなり、仕事がつらくなる、なんてことが起こる可能性があります。
長年続いている趣味であれば、このような心配は少ないでしょう。しかし、友人や流行の影響を受けて始めた趣味なら、飽きてしまいやすいです。「そもそも趣味として長く続くのか?」という不安を乗り越えられない場合は、難しいかもしれません。

理想とのギャップに苦しむ

好きな気持ちが強いが故に理想が高く、完璧を求めてしまったことでギャップが生まれてしまうことも多々あります。例えば、大好きな趣味に対して「こんなアイテムが欲しい!」という想いから、企画を生み出す場合。
趣味の経験を活かし、さまざまなこだわりポイントを盛り込んだアイテムの企画を立ち上げたとします。しかし、上司の理解が得られなかったり、予算の都合上難しかったりで、制作までたどり着けないことも。
こだわりがあるからこそ、納得いかずに苦しんでしまうでしょう。しかし、だからこそ楽しめるという根性がある方なら、最後までやり抜けるはずです。

仕事によって趣味がなくなる

一番怖いと感じるのは、趣味を仕事にしたからこそ楽しめなくなったり、飽きてしまったりというケースではないでしょうか?
プライベートで楽しむ分でも、趣味に飽きてしまうことはあります。仕事で関わる場合、楽しめなくなる可能性がさらに高まるでしょう。結果、自分の趣味を1つ失ってしまうことになりかねません。
一方、プライベートの範囲で楽しむ趣味でも、最後までやり抜いたり長年続いたりしている人なら、趣味を仕事にしても嫌にならない可能性が高いです。

趣味を仕事にする時の注意点

次に、趣味を仕事にする時の注意点についてお伝えします。

まずは、趣味を仕事にして損した、と思わないように、今一度自分の趣味について見つめ直してみましょう。
後悔しないようにするためには、具体的にその趣味が「なぜ好きなのか」「何が好きなのか」をきちんと考え、明確にすることが重要です。好きな気持ちを明確にして、やりたい仕事とマッチしているのか、仕事でも続けて行けるかどうかを考えてみてください。

ファッションが趣味。仕事にしたい場合は?

ファッションが趣味、という方もいますよね。「毎日の服選びが楽しい!」「人の服を選ぶのが好き」、というように、楽しさを感じるポイントは人それぞれかと思います。
よく考えた末に、「趣味のファッションを仕事にしたい!」と思った方は、まずは知識をつけるために、ファッションについて学ぶことができる学校に進学しましょう。

例えば、アパレルについて学ぶことができる専門職大学として、「国際ファッション専門職大学」があります。こちらの大学では、授業全体での実習・実技の割合がなんと1/3以上。理論はもちろん、実技面のスキルも基礎からしっかりと身につけることができるので、好きからプロになる環境が整っているのです。また、企業や地域との連携したカリキュラムもあるため、「実際に趣味のファッションを仕事にするとどうなるんだろう?」といった感覚がつかめます。
趣味としてだけでなく、現場で役立つ力を身につけたい方は、ぜひ進学を検討してみてください。

まとめ~趣味を仕事にできるかどうか考えてみよう~

趣味を仕事にするメリット・デメリットや、注意点についてお伝えしました。大きなやりがいを感じられたり、モチベーションを維持しやすかったりという点は、趣味を仕事にすることならではの特長です。ただし、中には「趣味を仕事にして損した…」と思ってしまう人も。
後悔しないためにも、まずはきちんと自分の気持ちと向き合って、仕事にできる趣味かどうかを考えてみてください。

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